機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY vol.1
機動戦士ガンダム 0083 STARDUST MEMORY vol.1

発売日: 2000/01/25
発売元: バンダイビジュアル
今見ると・・・・・
発売当時、大人気を誇り、その意味では正調富野ガンダムである『F91』を凌ぐほどの作品でした。戦闘シーンもメカニック描写も迫力がありますし、曲も良いです。
・・・・・・が、今見ると、後味の悪い結末が多いし、ラストは本当に酷いし、戦争描写とドラマと政治的側面は種とまでは言わないけれど、あまり良い形で作用していませんでした。
なにより、この作品から露骨な宣伝と、ガンダムを商売ブランドにしか考えていないようになったと思えるし、同スタッフが後にボトムズの『赫藥』での後味の悪さを出してしまったし、そう言う視点で見てみると、「種とまでは言わないけれど、良作ではないな」という感じもしてしまいます。
ガトーやデラーズ・フリートの面々も格好良く見えても、現状世界の笑えない状況を見ると、今では手放しで楽しむ気にはなれない作品です。
そういう意味ではリアルさが濃く、ツボを突いていたと思うのですが、やっぱりテロは良くないし、この作品からガンダムは金儲けの為の作品になってしまったという功罪もありそうだし、その意味では本作は、格好いいけれどお手本にするような作品ではないと思います。
政治的に見る0083
アメリカの物量と日本の腐敗した官僚機構の特徴をあわせもつ連邦の艦隊に
核の一撃を喰らわせるガトーの叫びには魂を震わさせられる。
これにはスタッフたちの前大戦における、
日本を守る為あたら若い命を散らした英霊たちへの無限の共感、そして
民間人までに核を使用したアメリカへの異趣返し、
責任も取らずに権力の座にのうのうと居座った
日本の一部の軍部たちへの壮絶なまでの怒りが感じられる。
と言ったら、うがち過ぎであろうか。
ある一定以上の年齢の日本人ならば、ガトーやその取り巻きの将兵達に、
宇宙戦艦ヤマトにも通底する旧き日本への郷愁を感じぬわけにはいかない。
政治的に見すぎとの批判は拭えぬにしても、
この作品は富野作品とはまた違った深さを持つという事には異論は無いだろう。
バニング大尉がコウに模擬戦闘で敗れた後、
(どこか調子が悪かったから敗れたのでは?)
との淡い期待を抱き、
足に重傷を負っても行きたがらなかった病院(というより医療室か)に自ら赴き、
精密検査を受け、異常なしと診断されヘコむるシーンは、
老兵の悲哀をこれ以上なく感じさせてくれた。
ラブストーリーとしての評価は………、
控えておくとしよう。
今でもこんな作品が作れるのか?
もうずいぶん前の作品なのに、まったくといっていいほど古さを感じないですね、内容も、絵も。何度見ても切なくなるこの作品…今でもこんな作品が世にでることがあるのでしょうか?
さらに詳しい情報はコチラ>>
発売日: 2000/01/25
発売元: バンダイビジュアル
今見ると・・・・・発売当時、大人気を誇り、その意味では正調富野ガンダムである『F91』を凌ぐほどの作品でした。戦闘シーンもメカニック描写も迫力がありますし、曲も良いです。
・・・・・・が、今見ると、後味の悪い結末が多いし、ラストは本当に酷いし、戦争描写とドラマと政治的側面は種とまでは言わないけれど、あまり良い形で作用していませんでした。
なにより、この作品から露骨な宣伝と、ガンダムを商売ブランドにしか考えていないようになったと思えるし、同スタッフが後にボトムズの『赫藥』での後味の悪さを出してしまったし、そう言う視点で見てみると、「種とまでは言わないけれど、良作ではないな」という感じもしてしまいます。
ガトーやデラーズ・フリートの面々も格好良く見えても、現状世界の笑えない状況を見ると、今では手放しで楽しむ気にはなれない作品です。
そういう意味ではリアルさが濃く、ツボを突いていたと思うのですが、やっぱりテロは良くないし、この作品からガンダムは金儲けの為の作品になってしまったという功罪もありそうだし、その意味では本作は、格好いいけれどお手本にするような作品ではないと思います。
政治的に見る0083アメリカの物量と日本の腐敗した官僚機構の特徴をあわせもつ連邦の艦隊に
核の一撃を喰らわせるガトーの叫びには魂を震わさせられる。
これにはスタッフたちの前大戦における、
日本を守る為あたら若い命を散らした英霊たちへの無限の共感、そして
民間人までに核を使用したアメリカへの異趣返し、
責任も取らずに権力の座にのうのうと居座った
日本の一部の軍部たちへの壮絶なまでの怒りが感じられる。
と言ったら、うがち過ぎであろうか。
ある一定以上の年齢の日本人ならば、ガトーやその取り巻きの将兵達に、
宇宙戦艦ヤマトにも通底する旧き日本への郷愁を感じぬわけにはいかない。
政治的に見すぎとの批判は拭えぬにしても、
この作品は富野作品とはまた違った深さを持つという事には異論は無いだろう。
バニング大尉がコウに模擬戦闘で敗れた後、
(どこか調子が悪かったから敗れたのでは?)
との淡い期待を抱き、
足に重傷を負っても行きたがらなかった病院(というより医療室か)に自ら赴き、
精密検査を受け、異常なしと診断されヘコむるシーンは、
老兵の悲哀をこれ以上なく感じさせてくれた。
ラブストーリーとしての評価は………、
控えておくとしよう。
今でもこんな作品が作れるのか?もうずいぶん前の作品なのに、まったくといっていいほど古さを感じないですね、内容も、絵も。何度見ても切なくなるこの作品…今でもこんな作品が世にでることがあるのでしょうか?
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